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【第19回】試験頻出〜退職所得〜

こんにちは。
あっかーです。
 
前回は、FP2級に出てくる問題を
経済ニュースと重ね合わせて勉強すると
より面白くなるという話をしました。
 
勉強を何とか進めているけれど
計算式がたくさん出てきて
覚えられないよと嘆いているあなた。
 
そんなあなたへ向けて、
今回はご自身のことと重ね合わせて
考えるパターンを紹介します。
 

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第4章のタックスプランニングから
退職所得を見ていきましょう。
 
その前に!
 
あなたは退職金いくら貰えますか?

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専業主婦だから貰えないよという方は
ご主人様がいくら貰えるかご存知ですか?
 
多くの方が退職金がいくらか
把握していないのではないでしょうか?
 
今まで1,000世帯以上のお客様と
お会いしてきましたが、
ご自身の退職金額を把握していない人が
9割近いのが現実でした。
 
会社の就業規則等を
確認できる環境はありますか?
 
そこで退職金規定というのが
あるはずですので、
確認してみてください。
 
退職金の受け取り方によって
所得区分が変わります。
 
一括で受け取り→退職所得
 
年金で受け取り→雑所得
 
 
一般的には、
一括で受け取るイメージが強いですね。

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テキストにこのような計算式が
出てきます。
 
退職所得の金額
=(収入金額−退職所得控除額)×1/2
 
 
退職所得控除額
 
勤続年数20年以内
40万円×勤続年数(最低80万円)
 
勤続年数20年超
800万円+70万円×(勤続年数−20年)
 
※1年未満の場合は1年とする。
 
 
ここであなたの場合、
いくら受け取れるかを
計算してみてください。
 

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例えば、30年勤務し2,500万円の退職金を
受け取ったとすると
 
[2,500万円−{800万円+70万円 ×
(30年−20年)} ] × 1/2
=(2,500万円−1,500万円)× 1/2
=500万円
 
退職所得は500万円ということです。
 
 
ん???
 
退職所得って何?
 
退職金2,500万円が
丸々貰えるわけではないの?

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はい、落ち着いてください。
 
そもそも退職金2,500万円が
支給されたとしても、
税金が取られます(を納めます)ので、
手取りは減ります。
 
その税率がいくらか把握するための
計算式なのです。
 
勤務先にて所定の手続きをとっておけば、
わざわざ確定申告をする必要が
ありません。
 
何もしなければ一律20%が税金として
持っていかれますが、
長年お勤めお疲れさまでしたと
労いの意を込めて
税負担は軽減されるようになっています。
(それなら税金取らないで欲しい)
 

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話は戻りますが、
先程計算した退職所得500万円が
何を意味するのか?
 
これはどの税率をかける必要があるかを
確認するために計算したもの。
 
つまり、この500万円の退職所得が
計算できたら、
次は早見表を確認することになります。
 

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参照『国税庁HPより一部抜粋』
 
 
退職所得2,500万円×税率20%−控除額
427,500円
=572,500円(①所得税
 
572,500円×2.1%=12,022円
(②復興所得税
 
500万円×10%=50万円
(③住民税:市民税6%、都府県民税4%)
 
つまり、
所得税+②復興所得税+③住民税=1,084,522円
引かれた金額が手取りです。
 
今回の場合は、
2,500万円−1,084,522円=23,915,478円
 
約2,400万円が手取りの退職金と
いうことですね。
 
一律20%の500万円引かれるよりは、
100万円で済んでいるので
確かに労いの気持ちは分かるのですが、
それでも100万円も引かれるのですか。
 
やめてください。
 
と言いたいところですね。
 
住民税も痛いです。
 
でも仕方ないです。
日本に住んでいる以上、
税金を収めるのは国民の義務ですから…

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実際に自分が手取りでいくら貰えるのか?を
計算することでテキストに記載の計算式が
どういった意味を持つのか
お分かりいただけたと思います。
 
ポイントは
我が事として捉えることです。
 
ふ〜ん、と式だけ覚えても、
それがどういう意味か理解していなければ
式はすぐ忘れてしまいます。
 
何のためにその計算をするのか。
 
その計算をすることで何が分かるのか。
 
出口まで一緒に勉強すると、
とてと理解が深まります。
 

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これを意識しながら、
インプットとアウトプットを
繰り返していきましょう。
 
最後までお読みいただき
ありがとうございました。